Hola!マガジン 2018年 №5

■今年もチアリーディング協会に協賛しました!

昨年から当社では「チア」繋がりで日本チアリーディング協会にチアシードを協賛し、若い方々にもよりチアシードに親しんでもらおうと取り組んでいます。
今年も学生日本一を決める大会「JAPAN CUP 2018」の選手の方々に配布させていただきました。
今年は大会オリジナルデザインの商品を用意しました。




チアリーディングの面白さは競技そのものの躍動感もありますが、ライバルチームを参加チーム全員で盛り上げて応援していくスタイルもなかなか他の競技では見られない姿だと思います。
もし、競技を見ることがあれば、そんなところも気にかけてみてください!

■カムカム開発プロジェクト ストーリー③

当社の商品にも使用している「カムカム」。 そのカムカムでペルーの貧困問題、社会問題、環境問題を解決しようとプロジェクトを立ち上げた日本人のストーリー第三弾!農業技術者としてペルーに住み着き、カムカムで現地の農家をコカインの栽培から手を引かせようとプロジェクトを立ち上げた鈴木さん。現地ならではのエピソードを紹介します。

コロンビアの国境付近のある町は不便な町の割にはこの一帯では大きな町でした。ここではペルーからコロンビアへコカインを運ぶルートの拠点で、同時にコカインの製造もしていました。この町には麻薬のマフィア、コロンビアのゲリラ、ペルーのテロ組織、軍隊、警察と問題だらけの町でしたが、せっかくの天然のカムカムが最も多く自生している場所なのでなんとしてでもプロジェクトを実践したいと鈴木さんは思っていました。

麻薬のマフィアにはコカインの代替作物の話には一切触れず、現地の人々が彼らの意思でカムカムでより収入を得ようとしているだけで、麻薬とは無関係というフリをし、テロ組織にはやり方は違うが目的は同じであることを理解してもらうことにしました。それも直接接触して失敗すると簡単に殺されてしまう可能性があるので、元組織の幹部クラスで脱退した人達に仲介役になってもらったのです。また、軍隊には運送する仕事を与えて少し儲けさせて、適当に良い関係を保つことにしました。そのわけは軍隊に運ばせることで、ペルーではよく起こる途中で強盗に合うこともないという利点もあったのです。そして、やたらに賄賂を要求する一番タチの悪い警察には仕事を与えて協力させることにしました。

このように鈴木さんは全ての組織とできるだけ問題なく付き合うようにしてプロジェクトを進めていったのです。日本ではニュースで見聞きすることでしか知らないスリリングな世界ですね。

カムカムプロジェクトストーリーは今回で最終回です。
長々とお付き合いありがとうございました!

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